相手のために学びながら聴く姿勢が決め手

「信頼関係」…と聴くと、群れる、馴れ合いのような人間関係をイメージして、敬遠する人もいるかもしれません。

しかし、ビジョンストーリーの達成に向かって、トップダウンとボトムアップの力を融合、組織する「信頼関係」は、そうしたものとは異なります。

ビジョンを実現する信頼を育てるには、メンバー間の「誤解」を「理解」へ変えていくことがポイントです。深き相互理解は、ビジョン問題「信頼の壁」を越える基礎になります。

先に自分自身が変化する

BA組織開発における「信頼関係」とは、相手に、安心してものが聞けて、言える関係性の広がりです。信頼関係を育むためには「学びながら話を聴く」という姿勢が必要です。

なぜなら、相手の話を学びなから聴くことで、自分自身の変化へ繋がるからです。この姿勢は、メンバーとの共通感情を築くためにも必要な働きかけになります。

働くチームの長所を知る

チームメンバーのために、話を学びながら聴く姿勢を身につけたら、次にメンバーの「長所に目を向ける」ことです。 長所とは、その人の中で特にプラスの方向で発揮させる「よい部分」「優れている部分」です。

長所を知って、もっと発揮してもらうことが、信頼関係を育て、トップダウンとボトムアップの力を融合、共進化へとつながります。

メンバーの笑顔・喜ぶ姿を見つけたら、その理由を知ることも、メンバーの長所を知ることにつながります。

働く一人ひとりの生きざまに光を当て、その人の「ドラマ」を聴くことで、長所を知ることもできます。

あなたと「違う能力」を、きっとそのメンバーはもっているはずです。あなたが苦手としていることが、相手の得意技かも知れません。

組織に「信頼関係」を築く

ビジョンを実現する「信頼の壁」を越えるために…

私たちチェンジ・アーティストでは、トップダウンとボトムアップの力を融合、組織する関係に働きかける第四の柱、BA組織開発「信頼関係づくり」には、個々のリーダーに、バインディング・アプローチの全体像を知って、理解して頂くことが必要であると考えております。そのための方法として、BAP(binding approach program)を通し、ビジョンを実現する「信頼関係づくり」を支援させて頂いております。

次のステップ…「結束力を保つ 」

結束力を保つ